マンマ・ミーア観てきた

マンマ・ミーア観てくる。
観てきたら感想書く。かも。

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見た。

映画館がまず久しぶりだったけど、特に過度な緊張やワクワクもなく普通に鑑賞をした。

大学時代以前はこうではなかったなぁ、と思った。
映画を見るなら映画以外の、クラブに行って音楽を聴くならクラブ以外の、
そうした情報をノイズとしてカットして1対1で向き合うべきなのだという固定観念があって、そういう姿勢で娯楽を楽しんでいた。
そうしないと作品に失礼だと思って。

今日、何も考えずに映画を観ていて、音楽が掛かれば心が躍った。登場人物の心が痛めば、心が痛んだ。
ただ座って見ている自分がそこにいて、自分がいて、感情移入をする。

生きるという形はこれでいいのだな、ということを実感していた。
母の表現を借りるならば、うす紙を貼り付けるように。


っていう僕のうだうだはどうでもいいとして本題。

本作品は同名のミュージカル(初演は 1999年4月6日 らしい)を原作とした映画。
結婚することになった娘が、母の日記を盗み見て知った父親候補3人に式の招待状を送り
「私の本当の父親は誰?」と父親探しをする話。

元がミュージカルなのでストーリーは単純な起承転結だけれども、話と話の間が歌劇でスムーズに繋がり
するするっと魅入っていってしまった。
曲も日本人なら CM やテレビ番組で「聴いたことある!」というものばかりで、
新しい映画なのに懐かしく観ることが出来た。
「The Winner Takes It All」が個人的に好きな曲で、作品中のいい場面で掛かってくれたので
それだけでもかなり満足。
自分の知ってる曲が掛かると、歌いたくなるし、踊りたくなるね。


ちょっとセクシーな表現がちらほらするが、まあ情操教育の範囲?
元のミュージカルは「大人から子供まで楽しめる」内容らしいので、楽しい気分になりたい人は
見に行くとよろしいかと。
子供な人は親に『「And... Dot! Dot! Dot!」ってどういう意味?』って訊きましょうね。