trac を Ubuntu Server 10.04 LTS にインストール
主に参考にしたのは以下。
バグトラッキングシステム「Trac」インストール|A Day In The Boy's Life
Ubuntu Server 10.04 LTS を VMWare 上にクリーンインストール。言語環境は日本語、容量 8G、スワップあり、LDAP やその他サービスは全部入れ。
※色んなパッケージのインストールを試すために手順を明確化しやすいので、インストール直後の環境をバックアップ取っておくと後々楽。
OS インストール後は apt-get で必要なパッケージの取得、インストール。sudo apt-get update してから、trac、libapache2-mod-python、python-setuptools をインストールする。
パッケージをインストールしたら、まずは trac の設定。Ubuntu は /var/www が apache2 のデフォルトのルートになっているので、/var/www/trac 以下を trac のルートとする。(もちろんお好みで /home/(ユーザ名)/trac などで運用してもよい)
sudo trac-admin /var/www/trac/repos-common initenv で trac のプロジェクトディレクトリを一括作成できる。僕はプロジェクト名を "My Project - common"、データベースを Sqlite でデフォルトの db/trac.db、ソース管理を svn でパス指定はとりあえず無し(wiki がとりあえず使いたい)。これで trac のプロジェクトディレクトリは作成完了。
インストール後は apache2 の設定として /etc/apache2/httpd.conf に /var/www/trac の設定を書く。
<Location "/trac"> SetHandler mod_python PythonHandler trac.web.modpython_frontend PythonOption TracUriRoot "/trac" PythonOption TracEnvParentDir /var/www/trac // trac のルートディレクトリを記述すること。 </Location>
編集が終わったら sudo /etc/init.d/apatch2 restart で apache2 を再起動。これでとりあえず trac が最低限動く環境は完成。htpasswd を用いて Basic 認証を仕込めばログインも可能。
ここまで済ませたところで、VMWare にケチッて 128 MB しかメモリを割り当てていなかったせいか極端に重くなる。256 MB まで割り当て直してて続きをやる。
<追記> メモリ増やしても Sqlite のままだったらファイルアクセスなので意味無い。postgreSQL でもう一度作り直してみる。
2010-06-17T10:32:27+09:00