「継続して書く」→習慣化、それは強みになる

ブログを書くことのメリットはといえば、何か記事を書き上げる時にそのトピックについての学べる度合いが「読む」を 1 とした場合に「書く」場合は 3 にも 4 にも 10 ほどにだって膨れ上がるから、物事を学ぶのに効率が良い。あるテーマで記事を書くとして、そのテーマについて調べ、実証し、結果を並べ、更に理解の流れを作るために記事の構成やレイアウトを考える。これだけ労力が掛かれば脳に対する負荷も高まり沁みいる経験となるし、作ったものが形として残る、ただ読んだだけでは脳の片隅にポンと置かれるだけで、時間が経てば新陳代謝のごとき肉体のサイクル(主に睡眠であろうか。)で風化し忘れられていく。書く、アウトプットするという行為は読むより難しく、それだけ役にも立つものだ。


しかし書くにつれ、「同じテーマでもっとよい記事は溢れているのになぜわざわざ劣化記事を書かねばならないのか」「書いても大した情報にはならないから脳の片隅に置いておけば十分」という考えに囚われ、書くのを辞めてしまいたくなるときがある。(現に、このブログも1月2月と平気で間が開く。)いろいろな質の高いブログを目にすればするほど、自分のブログが相対的に評価できるようになり、その開きが大きいと打ちのめされてしまうこともしばしばである。どうにか上手な記事が書けるようになりたいと考えるが、前段落で触れたように書くという行為は読む行為の何倍もの労力、気を遣わなければならない。5個覚えなければいけないことがあり、身につくまで平均3回は同じことを試さなければならないとしたら単純計算で15は記事を書く必要がある。そうした記事の量を満たすという意味で、上手にブログが書けるようになるためには継続して記事を書かなければならない。


ここまで書いてみて、いやに強迫観念じみているなと思う。ブログを書くのが楽しくなさそうだ、楽しくなければ継続しないよ。なんで自分はブログを書きたいんだっけ?ええと、自分は開発者として生きていきたくて、自分の考え方ややったことを記録しておいて他の開発者の目に止まって繋がれればいいなと思ってるから書きたいんだよな。まだこのブログは記事も十分にないし、このブログを通じて他の開発者と知り合えたことはまだないのだけど、Web上で他のブロガーにコンタクトをとって実際に会ったことはある。どの人もとても面白く、ブログの内容を話のネタに大いに盛り上がったこともしばしばだった。ああ、自分もブログを書いていれば双方向で面白さが倍々ゲームだったのに!そういう悔しさもあって、ブログを書きたいと思っていたんだった。


そう考えて認識できたのは、ブログはツールなのだなと。手になじむように繰り返し練習することで使い勝手が向上する。継続して書くことにはそういう効果がある。加えて、例えば「週4回更新する」という事を決めてそれがずっと継続出来れば、それは「習慣」と呼べるようになり、「あー次の更新までに今やってるこれをここまでまとめて記事にしよう」という考え方が自然に出来るようになる。これって、学習サイクルとして凄い強みじゃない?今学びたいあんな事やこんな事をブログに結び付けられれば、白紙の計画表じゃなくて現実味を帯びたロードマップになる。そうか、ブログは動機付けでもあるのか!


かなり散文もいいところになってしまったが、自分としてはブログを書く意義を認識できたので満足です。敬体とか文章構成とかはヒデェものなので、もしお読みになった方いればすみません、、、上記のとおりおいおい精進していきますので容赦頂ければと思います。